横浜市開港記念会館(中区)のステンドグラス修復作業開始

横浜市開港記念会館の修復を必要とする作品

横浜市開港記念会館の修復を必要とする作品

読売新聞写真

1:読売新聞(08.6.20)

ステンドグラス修復作業始まる

読売新聞(08.6.20)掲載

横浜市開港記念会館(中区)の2階広間にある国内最大級のステンドグラスの修復作業が19日に始まり、同市のステンドグラス作家・光ステンド工房代表平山健雄さん(59)=写真左:1=らが、約3時間かけて壁から作品3枚を取り外した。

来年3月末まで汚れや傷の修復を行う。修復されるのは、4枚のステンドグラスのうち、渡し船に乗る人々を描いた「呉越同舟」(縱3メートル、横1.5メートル)など3枚。いずれも制作から80年が経過、計20か所以上にひびが入り、たわみや汚れも目立ってきたため、市が開港150周年記念事業の一環として平山さんに修復を依頼した。

今後、デザインを図面に写し取ってから、パズルのようなガラスの小片を分解し、洗浄や補修を行う。平山さんは「小さなガラス一つ一つが、この世に一つしかないもの。できる限り当時の姿に近い状態で復元したい」と話した。

神奈川新聞写真

2:神奈川新聞(08.6.20)

往時の輝き もう一度

神奈川新聞(08.6.20)

国の重要文化財に指定されている横浜市開港記念会館(中区)のステンドグラスの修復作業が19日から始まった。化粧直しされるのは、1923年の関東大震災で焼失後、27(昭和2)年に新しく制作されたもので、45年の横浜大空襲も耐え抜いた、国内有数の歴史的ステンドグラス。作業の指揮をするステンドグラス作家の平山健雄さん(59)は「ひび割れは20カ所以上で確認されています。」8月中旬には、作業の様子の公開も。来年3月には作業を完了し、一般公開される。

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